連載コラム・刺繍な生活:刺繍のほどき方

畔柳悦子畔柳悦子

初心者向けのミシン刺繍教室を運営しているE-刺繍工房の畔柳悦子です。教室では、皆さんのよくある失敗や楽しい話、面白い話、残念な話等色々飛び交います。今回は前回(第4回)の続きです。気になる方は読み返してみて下さい。 (*^-^*)ニコッ♪

刺繍に失敗した時に、覚えておきたい刺繍のほどき方を解説します!

ミシン刺繍の仕事では失敗して残念な刺繍になる事もあります。今回は残念な刺繍のほどき方について書きたいと思います。

1、刺繍のほどき七つ道具を用意します。
「フェザー・ハイ・ステンレス両刃」、「刺繍枠」、「クローバー糸ぬき」、「糸切りバサミ」、「リッパー」、「ガムテープ」、「ティッシュ」の7つです。
刺繍をほどく7つ道具

2、両刃の紙を開き、片側の紙を折り、刃が出ない様に片側を包みます。
両刃

3、前回作ってしまった残念な悦子の刺繍を解きたいと思います。ほどいた糸が散らばらない様に下にティッシュを置きます。
失敗した刺繍

4、解きたい刺繍の裏を上に枠をはめます。
刺繍枠

5、人差し指と中指で解きたい部分を持ち上げます。
指で刺繍を持ち上げる

6、布を切らない様に細心の注意を払いながら、刃を弓なりにして裏の糸を削ぐ様に削ります。
糸をそぐ

7、裏を糸ぬきで、ゴリゴリします。
糸ぬきでゴリゴリする

8、表からも、ゴリゴリします。
表面もほどく

9、部分的に下糸はリッパー、結び目はハサミ等を駆使してほどきます。
リッパーやハサミをつかう

10、最後はガムテープで細かい糸を取り除き完了です。
ガムテープで細かい糸を取る

刺繍のほどき方も立派な技術の1つなんです

刺繍のほどきも技術の一つと思います。ほどくのは失敗した時だけではなく、ネームの入れ替え等でも必要になる時があります。刺繍屋さんによっては刺繍専用のバリカンを使ってほどく所もありますが、私はアナログで今回ご紹介した方法でほどいています。

刺繍のほどき方はミシン教室でもよく聞かれる質問です。

記者プロフィール

畔柳悦子
畔柳悦子
女性目線のミシン刺繍のパンチ屋・初心者向けのミシン刺繍教室を開設。ブログ『E―刺繍工房』のタイトルで執筆中。2003年10月にクラフトハート東海入社。パート 2年勤務。この時、ブラザーの刺しゅうプロと出会う。2005年6月に㈱ビートップスタッフ入社。派遣社員としてブラザー集中修理センターで1年10ヶ月勤務。2007年4月に㈱白川ネーム店入社。パート&アルバイトで2年4ヶ月勤務。Wilcomの刺繍ソフトに出会う。2009年2月にWilcomの刺繍ソフトを使用しながら刺繍データ製作開始。2013年にミシン刺繍教室を開設。2014年からOGBSマガジンでコラム連載開始。 http://eshisyu.com/