ミシン刺繍教室を運営していると、教室に通う生徒様のご要望は多岐に渡ります。
その中でも『帽子の刺繍を教えて頂けますか? 』の問い合わせが少しずつ増えて来たので、タジマ工業㈱の『彩』というコンパクト刺繍ミシンを導入しました。
帽子刺繍を初体験しました!
『彩』を導入する時に帽子刺繍のノウハウを丁寧に教えていただいたので、説明書を読み、初めから一人で挑戦してみました。
初体験の感想は『やればできるじゃん!』。
本当に、もっと早くに挑戦していれば良かったと思うくらい簡単でした。もちろんセットには時間はかかりましたが、帽子刺繍のご要望があっても怖がらずにレッスンに挑む事が出来そうだと思いました。
『案ずるより産むが易し』。
ミシン刺繍に興味のある方は是非、挑戦して欲しいです。
ミシン刺繍はプリントとは違った良いビジネスでもあると思います。
今回は、タジマの『彩』を使って帽子刺繍の簡単な流れを紹介しながらのレポートをお届けします。
1、帽子枠ユニットの下ネジを緩めに2か所セットします。
2、リングシャフトの基部はプラスドライバーで固定。
3、帽子枠ユニット取り付けネジを締めます。
4、上からもしっかりネジで固定。女性の力でも大丈夫。
5、セティングフレームを机等に固定します。
6、帽子枠に安定紙を両面テープで固定。
7、帽子の内側の汗止めを外側に外して固定。
8、こんな感じにセットします。
9、タッチパネルで『帽子枠』を選択。
10、チューリップマークを選択。
11、USBに入れた タジマデータを選択。
12、色糸の番号を選択。
13、データを180度回転。
14、帽子のひさしの部分より1㎝上に刺繍の底辺がくる様にセットします。
15、ウレタンを両面テープで貼り付けスタートを押します。
16、刺繍スタート。ウレタンを乗せると3D刺繍になります。
17、刺繍が完了したら、ウレタンをめくります。
18、OGBSマガジンのロゴの3D刺繍の完成です。