Wilcomでの二重フォント刺繍の流れ

畔柳悦子畔柳悦子

「3Dの二重フォントはどうやって作るの?」という質問を複数の方からいただきました。
そこで今回は、3D二重フォントデータ制作の大きな流れを説明します。

※3D刺繍をする時は糸の強度があるポリエステルを好んで使う人もいます。
※仕上がりを美しくするためにウレタンの上にマークシートを置く人もいます。刺繍ソフトや設定は、データ制作する人によって違いはあると思いますが、こんな方法もあるという紹介です。

 

①刺繍したいベクターデザインのピースマークを複製します。

①刺繍したいベクターデザインのピースマークを複製します。

 

②下に来るデザインの方を4.5mmの線幅に設定し、二重フォントの下絵が完成です。

②下に来るデザインの方を4.5mmの線幅に設定し、二重フォントの下絵が完成です。

 

③上に来るデザインを非表示にします。

③上に来るデザインを非表示にします。

 

④二重フォントの下に来る部分の下縫い設定は「第1下縫い」をふちランニング。「第2下縫い」はダブルジグザグ・埋め縫いはサテンステッチ間隔0.4mmでパンチします。

④二重フォントの下に来る部分の下縫い設定は「第1下縫い」をふちランニング。「第2下縫い」はダブルジグザグ・埋め縫いはサテンステッチ間隔0.4mmでパンチします。

 

⑤下の縁部分の下絵と刺繍データを非表示にし、上に乗るデザインを表示しパンチします。この時、3D刺繍にする場合は、下縫い設定無し。埋め縫いはサテンステッチで縁縫いの2倍の密度にします。ここでは間隔0.2mm設定(0.18mmにする方もいます)。

⑤下の縁部分の下絵と刺繍データを非表示にし、上に乗るデザインを表示しパンチします。この時、3D刺繍にする場合は、下縫い設定無し。埋め縫いはサテンステッチで縁縫いの2倍の密度にします。ここでは間隔0.2mm設定(0.18mmにする方もいます)。

 

⑥リアル表示で確認してデータの完成です。

⑥リアル表示で確認してデータの完成です。

 

⑦実際に試し縫い。縁の部分を刺繍し刺繍機をストップします。

⑦実際に試し縫い。縁の部分を刺繍し刺繍機をストップします。

 

⑧3mmのウレタンを乗せて刺繍します。

⑧3mmのウレタンを乗せて刺繍します。

 

⑨刺繍完了後、ウレタンをはがして完成です。

⑨刺繍完了後、ウレタンをはがして完成です。


 

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記者プロフィール

畔柳悦子
畔柳悦子
女性目線のミシン刺繍のパンチ屋・初心者向けのミシン刺繍教室を開設。ブログ『E―刺繍工房』のタイトルで執筆中。2003年10月にクラフトハート東海入社。パート 2年勤務。この時、ブラザーの刺しゅうプロと出会う。2005年6月に㈱ビートップスタッフ入社。派遣社員としてブラザー集中修理センターで1年10ヶ月勤務。2007年4月に㈱白川ネーム店入社。パート&アルバイトで2年4ヶ月勤務。Wilcomの刺繍ソフトに出会う。2009年2月にWilcomの刺繍ソフトを使用しながら刺繍データ製作開始。2013年にミシン刺繍教室を開設。2014年からOGBSマガジンでコラム連載開始。 https://eshisyu.com/