チームメイトとの思い出に!オリジナルの卒団グッズを作る

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大切な人、お世話になった人の新たな門出を祝う「卒業記念品」


「卒団・引退」。クラブチームやスポーツ少年団、部活動に打ち込む人にいつかは必ず訪れる、大切なイベントです。そして卒団・引退する人に、後輩や保護者、チームメイトが感謝の言葉と共に贈るアイテムが「卒団記念品」。
卒団記念品には、写真がプリントされたものや、チームメイトの名前・メッセージ入り、チームロゴ入りなど、共に過ごした日々を思い出せるアイテムが選ばれています。

しかしいざ贈るとなると、問題になるのが「アイテム選び」。マグカップのような普段使いできるものからトロフィーのような部屋に飾るものまで、そのラインナップは多種多様。大切な人に贈るものだからこそ、選ぶのに慎重になってしまいます。

そこでこの記事では、定番の卒団記念品をピックアップし紹介します。卒団記念品選びを迷っている方は、ぜひこの記事を参考にして下さい。

記念品の定番「マグカップ」にプリント

マグカップは普段使いできるアイテムということもあり、記念日のプレゼントとしても人気が高いそうです。

記念品としてオリジナルで作れるマグカップの素材は主に「陶器製」、「磁器製」、「ステンレス製」の3種類。

陶器製、磁器製のマグカップは基本的に、取っ手部分以外の表面に写真やオリジナルデザインをプリントできます。工夫次第で写真やロゴ、メッセージなどを組み合わせた様々なデザインが実現可能です。陶器製の特長は写真などのカラー表現が高く高精細に仕上がることです。また表面はなめらかで光沢のある仕上がりになっています。磁器製の特長は、優しく淡い質感のプリントに仕上がること。また陶器製よりも重さは軽いです。

ステンレス製のものはレーザー加工によるメッセージ、ロゴ名入れのみに対応している場合が多いですが、業者によってはUVプリントで表面への写真やオリジナルデザインのプリントに対応している場合もあります。

プリント部分が大きいフタ付きのコップ「タンブラー」

保温性を備えたコップ「タンブラー」も記念品の定番です。こちらはフタ付きなので、外に持ち出しも可能。マグカップよりも幅広い場面で利用してもらえるアイテムです。

素材は主にプラスチック製とステンレス製の2種類です。

マグカップ同様に表面にぐるりとプリントできるのが特長ですが、こちらはマグカップよりも大きく取っ手がないため、マグカップよりもデザインの自由度が高いです。

また2層に分離できるプラスチック製タンブラーを扱っている業者もあります。これは層と層の間にある台紙を取り外せるタンブラーで、台紙の代わりに自分で紙にデザインしたイラストを入れることが可能。カスタマイズ性の高さが魅力です。

デザインによって大きさや種類を変えられる「タオル」

卒団記念品のほか、応援グッズとしても人気があるのが「オリジナルタオル」です。

完成したオリジナルタオルの写真

形状や素材も様々。主に記念品として使われるのは下記の5種類です。
・ハンドタオル(35×35cm)  
バッグに入れてもかさばらず、持ち歩きにも便利なサイズです。

・フェイスタオル(35×84cm)
その名の通り、顔を拭くのに適したサイズです。大きすぎず小さすぎない、ちょうど良いサイズなので使用する場面を選びません。

・スポーツタオル(35×100cm)
マフラータオルより少し短く幅のあるタオル。運動後に体を拭くのに適したサイズです。

・マフラータオル(20×120cm) 
スポーツタオルに比べて細くて長い形状をしています。その名の通り、肩にかけたり首に巻いたりするのに適したタオルです。

・バスタオル(65×120cm)
オリジナルタオルの中でも大きいサイズのもので、お風呂用のほか、プールや海水浴などの夏のレジャーでも活躍するタオルです。またタオルケットとして寝具にも使えるサイズです。

特別感の高い「ボール」

野球やサッカーなどの球技系のクラブチームやスポーツ少年団、部活動の卒団・引退に贈られるのが、オリジナルのスポーツ用ボールです。ボールには集合写真や卒部した年月日、名前などを入れます。

名入れしたゴルフボールと野球ボールの写真

ボールに名入れする場合、ボールの大小によって製法が異なります。
ゴルフボールやピンポン玉などの小さいボールは、UVプリントで加工できます。
大きいボールに印刷する場合は、凹版にあるインクを弾力性のあるシリコンゴムのパッドに付着させて印刷する「パッド印刷」が最適です。
また縫い合わせ前の皮革に印刷してからボール状に縫製する方法もあります。この場合、ボール全面への印刷も可能です。

オリジナルのボールのデザインデータを作る時に注意したいのが、縫い目の部分。テニスボールや野球ボールには必ず縫いしろがあります。そこにデザインをレイアウトすると縫製時に隠れてしまうので気を付けましょう。

アスリートなら誰もが憧れる「メダル」

オリンピックや様々な大会などでよく目にする「メダル」。こちらは特にスポーツ系の卒団記念品として人気が高いようです。

卒団記念品のオリジナルメダルは表面は既存のデザインで、裏面に名入れを施すのが基本とされています。そのため作る際には、まず競技や種目に応じてメダルの表面の図柄を選びます。それから裏面に言葉を彫刻します(卒団記念、氏名、卒団記念日、チーム名など)。またメダルには欠かせない「首掛けリボン」もオリジナルで作ることが可能です。チームロゴやチーム名を入れるだけでオリジナル感が格段にアップするアイテムです。

一度は掲げてみたい「トロフィー」

記念品といえば「トロフィー」という人も多いはず。トロフィーは大きいものから子どもが片手で持ち運べるものまで、その大きさと素材は様々です。

トロフィーを作る際には、メダルと同じく競技や種目に応じて形を選びます。競技や種目を問わない共通形状のトロフィーもあるので、これを選ぶという方法もあります。トロフィーは大きさや形状によって大きく値段が変動するアイテムなので、予算に合わせたものを選びましょう。形状を選択した後は、メダルと同様に文字入れスペースに言葉を彫刻して完成です。

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記者プロフィール

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ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。