持ち込み商材に名入れなどの加工をしてもらいたい人必見! 問い合せの時に伝えるべきいくつかのポイント

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いつも「つくる窓口」をご利用いただき、ありがとうございます。

今回は「つくる窓口」にお問合せをいただく中で、最近増加傾向にある「持ち込み商材」についてご案内いたします。

持ち込み商材について、よくあるお問合せ内容が、

・自分の会社が作っている商品にロゴや社名をプリントしてほしい

・以前仕入れた大量の商品に社名などを彫刻またはプリントしてほしい

・販促品として仕入れを考えている商品にイベント名などをプリントしてほしい

などのご要望です。

「つくる窓口」に掲載されている企業の皆様は、基本的に無地の商材(Tシャツやマグカップ、缶バッジ、クッション、ボールペンなど)を在庫としてお持ちで、それにご希望のデザインや名前をプリントやレーザー加工、彫刻で表現することに長けた方がほとんどです。

しかし、そんなプロの業者であっても、「持ち込み商材」へのプリントや加工をお断りしている場合もあります。その理由の多くは、

・持ち込み商材に対応する体制が整っていない

・どんな形、素材に名入れなどの加工ができるか、千差万別だから

などです。

利用者の方からすると、「プリンターがあるなら何でも対応できるんじゃないの?」と疑問を持たれるのは当然だと思います。しかし、プラスチック1つでもABSなのか、ポリプロピレンなのか、ポリカーボネートなのか……という種類の違いだけで、機械や製法によってはプリントできる、出来ない場合があります。

また、プロの業者が普段扱っている商材であれば、それに対応した道具や機械を使うことができますが、見たこともない商材にプリントするには、それに応じた道具や機械をイチから揃える必要があります。

わかりやすく言えば、中華料理のお店に入って、メニューにはない刺身定食をオーダーするとします。料理人がスゴ腕で刺身定食を作ることができたとしても、そのためには食材や器、調理器具などを買ってこなければなりません。そうなるとコストも高くなります。「つくる窓口」に掲載されているプロの業者たちも、それを見越した上で「持ち込み商材は対応していません」としている場合が多いのです。

しかし、どうしても持ち込み商材に何らかの加工をしてほしい、という場合は、下記にある業者に問い合わせてみてください。

・商材持ち込みOKな業者

そこに出てくる方々は、「つくる窓口」に登録する際に、「持ち込み商材に対応可能」と申し出てくれた業者なんです。

もちろん、「木への加工が得意で布には対応していない」、「フルカラープリントはできるけど、文字を彫りこむことはできない」という様々な得意分野、不得意分野があるので、どんな持ち込み商材にも対応してくれるわけではありませんが、まずは試しに問い合わせをしてみてください。何と言っても、「つくる窓口」は問い合せるのは一切タダで、登録も不要だからです。

問い合わせをする前に、いくつかポイントがあるのでご紹介します。「持ち込み商材へプリント可能かどうかを知りたい、見積もり依頼をしたい」という場合、その答えを出すために必要な項目を、あらかじめ問い合せ内容に入力するようにしましょう。

まずは持ち込みする商材についての情報を入力してください。内容は次の通りです。

・商材の素材
・商材の大まかなサイズや形状
・数量
・表面にコーティングされているかどうかなど、加工してほしい箇所の状態

次に、名入れやプリントなど、加工してほしいデザインや内容を入力してください。

・どんな加工をしてほしいのか(プリントしてほしいのか、彫ったような仕上がりがいいのか、焼印のような仕上がりがいいのかなど)
・加工してほしい位置
・加工してほしいサイズ
・加工してほしい色数(フルカラーなのか、1色だけなのか、など)

この他、Amazonなどのショッピングサイトで販売されている商品を仕入れて加工してほしい場合は、その商品の詳細が説明されているURLがあると、より分かりやすくてgoodです。

これら全てでなくても、分かる範囲で持ち込み商材の情報を問い合せの際に伝えていただくと、スムーズにやり取りができるはずです。

問い合わせが終わったら、企業様から返信があります(数日かかる場合があります)。
そこに記載されているメールアドレスに、持ち込み商材の写真を貼付して送れば、より具体的に話が進むはずです。あとはプロ業者とメールや電話でやり取りして下さい。

以上が「持ち込み商材にプリントしたい」とお考えの方が、問い合わせの時に伝えておいた方が良いポイントとなります。

「持ち込み商材への加工」に対応してくれるプロ業者は少ないため、「これまで思い通りにオリジナルグッズを作れなかった」という方も多いはずです。そんな時は、是非、下記リンクにある業者に問い合わせてみてください。

商材持ち込みOKな業者

 

これからも、「つくる窓口」をよろしくお願いします。

 

記者プロフィール

記者1号
記者1号
ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。