第2の人生に刺繍業を選び、5年前にタジマ工業の刺繍機を導入しました。
4人の子育てをしながら刺繍を勉強し、昨年には初心者向けミシン刺繍教室を開設、パンチ屋の仕事もしている45歳の主婦です。
5年間ミシン刺繍ブログを執筆していたことから、今回の連載のお話を頂きました。
刺繍機で挑戦!布製の将棋盤の作り方
連載第1回目は、タジマ工業の刺繍機で作る「布の将棋盤」をご紹介します。
刺繍機で『将棋盤?』と不思議に思われる方も居ると思いますが、試しにヤフーオークションに出品したら、入札が入ったんです!
欲しいと思うお客様が意外と多くいるので私自身、正直驚いています。
はじめはお客様からの様々なご要望に応えるため、試行錯誤が続きましたが、刺繍データが完成すれば、何枚でも同じ物が作れるのが刺繍の良い所です。
布の将棋盤は、寝床でも将棋を指したい方、旅行先で、居酒屋で一杯やりながら……など用途が色々で、少しずつお客様を増やしています。
一番扱いやすいのはフェルト素材
人の手で升目を真っ直ぐに縫うのは難しいけど、刺繍機だったら、刺繍枠にセットして縫い上がるのを見守るだけ。
刺繍データさえ作ってあれば、誰でも簡単に同じ物が製作出来ます。
刺繍データを升目に作るのはそれほど難しい事ではありません。
色々な素材を試したところ、一番扱いやすいフェルト素材に辿り付きました。
安価で簡単に出来上がります。材料費も数百円で、色も豊富なのでバリエーションを増やす事も出来ます。
閑散期等でミシンが遊んでいる時に『布の将棋盤』を製作してみてはいかがでしょうか?
タジマの刺繍機で升目の刺繍完成。
縫い上がったらロータリーカッターでカットするだけ。
布の将棋盤の完成です。ブラックの色が駒をくっきり見せてくれます♪
刺繍が完了した後の処理も簡単。縁をロータリーカッターでカットするだけ。
縫製技術の無い方でも、タジマ工業の刺繍機で簡単製作。
「折り畳み傘の様に丸めて持ち運びたい」という要望もあったので、フェルトで袋も作れば、より親切な商品に仕上がると思います。
テーブルに置いて将棋盤が滑る場合は、滑り止めの工夫をプラスしたら出来上がり。