これからオリジナルのミシン刺繍を始めたいという方からの質問で、何をどうしたらよいのか分からない、というご相談をよく受けます。
ミシン刺繍機は、インターネットで探せば、大方の値段とスペックが分かるけど刺繍ソフトに関して比較検討できる方は、あまりいないと思います。
全くの初心者にはブラザーの「刺しゅうプロ」がおすすめです。私はそのソフトからスタートしました。
他にWilcom社が家庭用刺繍ミシンメーカー向けに開発したジャノメのデジタイザーや、イラストレーターなどのデザインソフトからの変換が簡単にできる、ベルニナのDesignerPlusという刺繍ソフトもあります。
多くの刺繍屋さんが使っているタジマのDG15とWilcom EmbroideryStudio の刺繍ソフトは、高額ですが操作性が優れていて、より高度で精密な刺繍データが作成できます。
ミシン刺繍を始めるためには資材等も含めて投資が必要になってきますが、一度刺繍データを作成したら、何枚でも同じ刺繍で利益を得ることができます。ミシン刺繍は、刺繍データの作成が難しいため簡単には真似されにくく、参入障壁が高いハイリスク・ハイリターンな分野だと思います。そして何よりもお客様に喜ばれる仕事です。
今回は、ミシン刺繍オタクの刺繍ソフトコレクションを写真でご紹介いたします。タジマDG15は多くの刺繍屋さんが使用している刺繍ソフトです。ミシン刺繍教室を充実するためにいつか欲しいと思ってカタログを取ってあります。