レジ袋の有料化でエコバッグが伸びる?

畔柳悦子畔柳悦子

2020年7月1日からのレジ袋の有料義務化に合わせてレジ袋削減への理解促進を目的にしたプレゼントキャンペーンが日本中であちこち展開されたので、今回OGBS視点で考えてみました。

エコバッグの需要の面から検索開始して、私のアンテナに引っかかった言葉は……

・『抽選で〇〇〇名様にオリジナルエコバッグプレゼント』

・『先着〇〇〇〇名様にプレゼント』

・『エコバッグキャンペーン 〇〇に入会された方にプレゼント』

・『対象店舗で一定額以上購入した方にプレゼント』

無料とかプレゼントの文字に弱いので、つい、そういう所に目が行ってしまいます。

「レジ袋が有料のスーパーやコンビニも多いのでエコバッグを持ってレジ袋代を節約したい」という需要が見えました。

インターネットの買い物で「あと500円買い物したら送料無料」の文字を見ると、必要なくても余分に買い物してしまう心の弱さがあるのですが、そういう深層心理を利用しての〇〇〇〇円以上購入の方にプレゼントや来店スタンプを溜めたらプレゼント等をお客様に提案するアイデアは良いと思いました。そういう所にスタンプ需要はあるし、エコバッグ需要もこれからまだまだ伸びる市場ですね。

OGBSの得意な販促アピール祭りが全国で展開できて、まだまだ需要がありそうなエコバッグは要チェック!
検索していて1つ気になった所は、無料で配られているのは、テロンテロンの使い捨て感覚の買い物袋が多いということ。素材が薄いので荷物が重くなると破れる可能性があるというデメリットも見えてきました。

消費者は長く使えて何度も使えるものが欲しいと思う人もいるので、安くて便利な折りたたみができるものと、高くても質の良い保冷機能付き等の需要の二極化が進むと思います。

エコバッグもピンからキリまであるので、OGBSの読者様の営業やプレゼン次第で、高単価で大口の注文に結び付くチャンスかなと思いました。

①レジ袋有料化に合わせて購入したレジカゴバッグにワッペンをつけてみました。

①レジ袋有料化に合わせて購入したレジカゴバッグにワッペンをつけてみました。

 

②100円ショップで購入したバックにタジマで頂いたワッペンをつけてみました。

②100円ショップで購入したバックにタジマで頂いたワッペンをつけてみました。

 

③ワッペンだけでは寂しくなって、缶バッチもワチャワチャとつけてみました。

③ワッペンだけでは寂しくなって、缶バッチもワチャワチャとつけてみました。

 

 

昔、百貨店や有名ブランドロゴ入りの紙袋を持っていたらステイタスと言われていた時代がありました。時代は繰り返します。令和の時代でも独自のオリジナルエコバッグを持ちたいというブームが起きたら面白いな。

ブームを起こす側に回ることができるのもOGBSの強みであり魅力だと思います。コロナ禍でも食品販売業は強いです。

お客様に喜ばれて仕事を依頼される提案力がこれからのOGBSユーザーに求められるスキルなのかなと思いました。

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記者プロフィール

畔柳悦子
畔柳悦子
女性目線のミシン刺繍のパンチ屋・初心者向けのミシン刺繍教室を開設。ブログ『E―刺繍工房』のタイトルで執筆中。2003年10月にクラフトハート東海入社。パート 2年勤務。この時、ブラザーの刺しゅうプロと出会う。2005年6月に㈱ビートップスタッフ入社。派遣社員としてブラザー集中修理センターで1年10ヶ月勤務。2007年4月に㈱白川ネーム店入社。パート&アルバイトで2年4ヶ月勤務。Wilcomの刺繍ソフトに出会う。2009年2月にWilcomの刺繍ソフトを使用しながら刺繍データ製作開始。2013年にミシン刺繍教室を開設。2014年からOGBSマガジンでコラム連載開始。 https://eshisyu.com/