プリント業界の方がミシン刺繍機を導入するケースが増えているので、昇華ワッペンの提案ができるようにと、昇華プリンターを導入し、昇華ワッペンの挑戦レポートを書いてみました。
初めての昇華ワッペン製作。個人的には刺繍ワッペンにこだわりたいですけど、お客様の予算や納期の問題があったりします。予算に合わせた提案ができるようになると、お客様にもメリットがありますよね。何万針の刺繍ワッペンを作ろうとすると、とてもコストがかかってしまいます。昇華ワッペンなら時短もできます。
極小の文字刺繍が潰れて上手く表現できない時も、昇華ワッペンなら表現できます。何よりグラデーションなどのプリントならではの表現もあります。
刺繍もプリントもどちらも提案できるように、これからもOGBSマガジンを読んで勉強していきたいと思います。

①Wilcom刺繍ソフト制作したハヤブサ刺繍データを昇華プリントにしてみます。

②ハヤブサの刺繍データのオフセットラインをつけ気球マークをクリックしてCorel DRAWグラフィックスを表示します。

③刺繍プレビューデザインの背景に黒のデザインを配置→CDRで保存をします。

④Corel DRAWグラフィックスで表示し左右反転します。

⑤昇華プリンターで印刷致します。

⑥アップリケの形にハサミでカットします。

⑦エンブクロスにプレス印刷!!

⑧今回はハサミでカットします。

⑨Wilcom刺繍ソフトで刺繍データのアップリケ部分だけを使います。

⑩ヒートハイボンの上でアップリケ刺繍をします。

⑪裏にスティックオンフィルムを貼りヒートカットして完成です。