様々な場面で目にする「オリジナルトランプ」を作るには?

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色々なオリジナルトランプ
「オリジナルトランプ」とは、トランプの表面や裏面にオリジナルのデザインや写真などを
プリントしたオリジナルグッズです。

そのニーズは意外と高く、企業の販促品などで数多く利用されています。
「よく考えてみると、ウチにあるトランプは企業のロゴ入りだ」という人も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、そんなオリジナルトランプの起源や語源、ニーズ、発注の際の注意点などを紹介します。

トランプの生まれは「東の国」?

トランプでゲームを行う様子
トランプそのものの起源は諸説あります。古代エジプトで誕生したという説やインド説、中国説などの様々な説が入り乱れています。

そのためはっきりとしたことは分かりませんが、東方から発生したものである可能性が高いとされています。そして日本には15世紀ごろの室町時代に、南ヨーロッパの「ポルトガル」から伝来したと言われています。

もともと「トランプ」(trump)とは、英語で「切り札」の意味です。「トランプ、トランプ」と声にしながら遊んでいる外国人の姿を見て、当時の日本人が「これはトランプと言うのか」と思い違いをしたというのが語源と言われています。

また、トランプのカードの組み合わせは国によって異なっています。
日本ではスペード、ハート、クラブ、ダイヤの絵柄(各13枚×4)と1~2枚のジョーカーを含んだ合計53~54枚の構成が一般的です。

記念品としてのニーズもあるオリジナルトランプ

トランプの束を手で広げている様子
実はオリジナルトランプの文化は昔から存在しており、飲料メーカーやレコード会社などが自社の製品をトランプに印刷し、販促品として使っていました。

現在でもその人気は根強く、商品カタログの代替品やアイドル・タレントのオリジナルグッズ、観光PRのノベルティなど、様々な企業や自治体がオリジナルトランプを販促品として活用しています。

最近では個人のニーズも増えており、結婚式の引き出物として新郎新婦や家族、親戚、友達などの写真をプリントしたオリジナルトランプを製作した事例もあります。他にも、赤ちゃんの誕生、入学式・卒業・成人式、還暦祝いなどの「人生の節目」に記念品を残したい個人が利用しているそうです。

また、オリジナルトランプは学校や学習塾、教育関係の出版社などから教材ツールとしてのニーズもあります。トランプに書かれている数字を算数に使うことで、児童向けの計算グッズになり、リンゴやバナナなどの英単語をイラスト付きで入れて使うことで英単語教材にもなります。

その他に変わったところでは、芸大や美大でもニーズがあります。自分が卒業制作で描いたデザインを、トランプの絵柄にするという利用法です。

このように、用途は様々ですが、いろいろな場面でオリジナルトランプは利用されています。

専用紙で作るのが常識?オリジナルトランプの発注方法

女性がトランプ5枚を手で広げている様子
オリジナルトランプを作る場合は、専門業者に発注するのが最適です。
その主な理由は、トランプの素材である「紙」にあります。

トランプの製作方法は「厚紙に両面プリントして、トランプの形にカットすればいいのでは?」と簡単に思えてしまいますが、実はそれは誤り。

トランプのカードの素材には、通常の紙ではなく専用紙を使うのが常識です。

トランプの専用紙は3層構造になっており、数字やマークが透けて見えないように、紙と紙との間に青い特殊繊維を挟んでいます。繊維が入ることによって光にかざしても透けなくなっているのです。専用紙は高級な紙ですが、トランプを作るには欠かせない素材です。
そんなトランプの専用紙は、一般の紙製品メーカーでは取り扱っていないため、欠かせない素材ではありますが気軽に仕入れることができません。

また紙に印刷をおこなう場合は、プリンターとの相性も問題です。

通常の用紙とは厚みや紙質が異なるので、紙詰まりや印刷の仕上がりがうまくいかないことがあります。さらに断裁やカードの角丸の抜き加工などの細かい作業も多いので、専門業者に発注するのがベストな選択だというわけです。

また、専門業者は細かい注文にも対応してくれる場合があります。

ミニ、中型、ブリッジサイズなどのサイズ指定や「裏面のみ」と「両面」などの印刷面の指定、「絵札の同じ数字に同じデザインを使用する」「全ての絵札に異なるデザインを使用」などの印刷内容の指定という具合に、あらかじめ細かい仕上がりイメージを考えて、発注の際業者に相談してみましょう。

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記者プロフィール

記者1号
記者1号
ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。