今やライフスタイルの定番? エコ志向にピッタリな「マイ箸」の作り方

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お茶碗と箸を持つ女性のイメージ写真
自分用に持ち歩いて使う「マイ箸」(携帯箸、持ち箸とも)。もともと森林伐採につながる割り箸の使用をやめて、自前の箸を使おうという考えから生まれたもので、マイ箸の利用を勧める運動が行政や企業などでおこなわれています。

そうしたエコな考え方は消費者の間にも浸透しており、最近では若い女性がマイ箸をお気に入りのケースにしまって持ち歩くことも。マイバッグやマイボトルを持ち歩くのと同じ感覚で、もはや一過性のトレンドではなく、ライフスタイルの一部となりつつあります。ファッションアイテム的な感覚で持ち歩けて、自分らしさをアピールできるのも人気の秘密かもしれません。

食事に欠かせない、いつも使うアイテムだけに、もっと自分だけのデザインにこだわりたいと思う方もいるはず。そこでこのコラムでは、マイ箸の作り方について紹介していきます。

披露宴のイメージ写真

結婚式では、箸にゲストの名前を入れて席札にする演出も

結婚式の席札代わりに利用

昨今はマイ箸のブームを受けて、様々な種類の箸が販売されています。素材別に見ても、漆塗りや竹、アルミ、樹脂製などがあり、さらに箸を入れる容器や箸袋など周辺グッズもオシャレなものが増えています。

マイ箸といえば、職場や幼稚園、保育園、学校などの弁当用に使うのが定番、と思いきや実はギフトグッズとしても人気があります。

例えば、

・親子の名前を入れて親子箸として利用。夫婦箸にも使える
・還暦、古希祝いや、敬老の日、母の日、父の日、誕生日などのギフトに
・結婚式で出席者の名前を入れて席札代わりに。出席者へのプレゼントにも

バーカウンターにブランデーグラスが置かれたイメージ写真

バーでは、常連客のマイ箸を使って囲い込む

居酒屋、バーがマイ箸を作る?

他にもマイ箸は企業や団体などの間でも利用されています。

・社名を入れてノベルティに利用。創立記念、周年記念などの節目に名入れする
・旅館、ホテルでの宿泊者向けのお土産に
・小中学校の卒業記念、卒園記念に
・観光地でのお土産に

また、最近の飲食店では使い捨ての割り箸から、洗って繰り返し使用できる樹脂性の箸を採用する店も増えていますが、中には単なる無地の箸ではなく、オリジナルのマイ箸を使う店もあります。
居酒屋やバーが、お客の名前を箸に入れる、キープボトルならぬ「キープ箸」というサービス。割り箸の仕入れ・廃棄コストを削減するとともに、常連客の獲得や囲い込みに繋がるのだそうです。

レーザーなら独特な高級感が出せます!

「自分好みのマイ箸を作りたい。でもどんな箸を選んだらいいか分からない」というあなたは、

1、誰が使うのか
2、箸の素材

……をまず決めましょう。
まず1。子供が使う箸なのか、大人が使うのか、男女どちらなのかを明確にしておくことで、どんなサイズ、重さ、形状の箸がいいかが絞り込めるはず。形状は以前だと四角形の箸がほとんどでしたが、最近では六角や八角なども販売されています。麺が掴みやすいように、先端が平面加工になっている箸もあるので、自分好みの箸をチョイスしましょう。

木製の箸のアップ。表面にレーザーで名前を彫ったもの

レーザー加工機で木製の箸に彫刻

2については、例えば梅や桜、黒檀など同じ木質素材の箸でも手にしたときのフィット感が違います。また、箸の材質によって名入れの仕上がりや風合いが変わることも知っておきましょう。木質系ならレーザー加工機で彫刻できるので、凹凸感のある独特な仕上がりに。プラスチック素材ならシルク印刷やUVプリンターでフルカラー印刷できます。
この2点を押さえた上で、名入れ加工に強い専門会社を選んでは? 箸の耐久性や持ちやすさなどは実際に見てみないと分からないので、サンプルがもらえる会社だと安心です。

自由な発想で自分だけのマイ箸作りを楽しんでください!

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記者プロフィール

記者1号
記者1号
ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。