ノベルティやギフトに!イヤホンコードクリップへの「名入れ」発注法

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シリコンゴム製のイヤホンコードクリップの画像

イニシャルやロゴを入れてオリジナルの「イヤホンコードクリップ」が作れる

イヤホンをしていて、コードがカバンに絡まったり、何かに引っかかって耳から外れたりという経験はありませんか?
カバンの中にイヤホンを入れっぱなしにしていて、取り出すとコードがぐちゃぐちゃ……なんていうことも。

そういったイライラを解消してくれるのが「イヤホンコードクリップ」。コードを収納して長さを調節できる便利なアイテムです。

このコラムでは、そんなイヤホンコードクリップへの「名入れ」についてご紹介します。

一口に名入れと言っても、デザインは様々。オリジナルのマイクリップが作れるというだけでなく、イニシャルを入れてプレゼントしたり、ロゴマークを入れて記念品にすることもできるのです。

コードが巻きつけられたイヤホンコードクリップの画像

イヤホンコードクリップにはどんな種類があるの?

イヤホンコードクリップと聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか?材質だけを見ても、シリコンゴム製やプラスチック製、木製などなど……その種類は実に様々です。

例えばシリコンゴム製のクリップに多いのは、両端に切れ込みが入っていて、そこにコードをグルグルと巻きつける巻き取りタイプです。

音楽プレーヤーやスマホに直接コードを巻きつけているのをよく見かけますが、コードの根本が引っ張られて断線の原因になります。クリップに収納すれば、プラグが断線してイヤホンが故障するというトラブルも防いでくれます。

また、巻き取りタイプではなく束ねたコードを挟み込むマグネットタイプもあります。シリコンゴムは柔らかい素材なのでコードを束ねても傷つける心配はありません。

その他にも、本体の裏面に吸盤がついていて音楽レコーダーやスマホ自体に接着できるクリップや、犬や花、ハートの形をしたユニークなもの、ビジネスマンに似合うスタイリッシュな本革タイプ、ヨーヨーのようにコードを巻き取るものなどもあります。

さらにイヤホンコードに限らず充電ケーブルや電源コードに対応したクリップも販売されています。

ハート型のクリップで束ねられたイヤホンコードの画像

用途に合わせて、材質や入れる内容(文字など)を考えよう

形、材質、用途が幅広いイヤホンコードクリップ。

名入れを依頼する前に、「どんなものを作りたいのか」を考え、「どんなものが作れるのか」を知っておきましょう。

例えば、友人へクリップをプレゼントしたい!という場合にイニシャルを入れたり、企業の販促品やノベルティとしてイベントで配りたい!という場合に社名やロゴマークを入れることができます。

他にも、展示会などで出展社が社名入りクリップを来場者に配布したり、飲食店がプレゼントの景品にするという使い方もあります。

イヤホンの利用が多いジムや、マラソンなどのスポーツイベント、野外ライブやナイトパーティーなどの音楽イベントで、オリジナルのクリップを販売したり、プレゼントとして配ったりしても喜ばれそうです。

スポーツジムでイヤホンをしながら走っている女性の写真

一般的にクリップは小ぶりなサイズなので名入れスペースが限られています。

また、クリップの形状や材質によって、名入れできるサイズや色などが異なるので、クリップを選ぶ際に合わせて確認しましょう。

製法によっては、湾曲している部分には名入れできない場合もあります。

名入れデータを自分で作る場合には、見た目だけで判断せず、何ミリ×何ミリなど具体的な名入れ可能範囲を知っておきましょう。

また、小さなスペースにメッセージなどの長文を詰め込むと、文字が小さくなって潰れてしまうことがあるので要注意。

そういったトラブルを防ぐために、発注先によっては「企業のロゴやアルファベット、記号、数字は10文字まで」など、名入れできる文字が限定されている場合もあります。

イヤホンコードクリップに名入れスペースが表示された画像

シリコンゴム製のイヤホンコードクリップ。白い点線で囲まれたスペースに名入れができる。

印刷?彫刻?加工方法を知っていると出来上がりが想像しやすい

イヤホンコードクリップは革製や木製、プラスチック製など様々な素材があるので、それらに応じた製法で名入れする必要があります。

例えば革製ならレーザー加工、木製ならシルク印刷やパッド印刷、レーザー加工、焼き印、シリコンゴム製ならシルク印刷やパッド印刷、プラスチック製ならインクジェットプリント、彫刻、シルク印刷……など。

レーザー加工や焼印、彫刻による名入れでは、素材の表面を焼いたり削ったりすることで、加工部分(名入れ部分)に他の部分との質感や色の違いを出します。

そのため、基本的にフルカラーの表現はできませんが、印刷とは違ってインクが剥げる心配はないので、長持ちすることが多いのが特長です。凹凸の表現ができるので印刷には出せない独特の高級感もあります。

大量の製作には不向きで、友人へのプレゼントなど少量の注文に適しています。

一方で、シルク印刷やパッド印刷は、大量のクリップを製作するのに最適な製法です。数百個という注文もこなせるため、イベント用のノベルティや販促品などの製作に向いています。

ただし1色印刷がメインなので、ロゴマークなどを入れたいと考えている場合には注意が必要です。

製版するため版代がかかりますが、同じ版を使ってプリントするので、注文数が多ければ多いほど印刷費が安く済みます。

インクジェットプリントによる名入れは、小ロットに適しており、フルカラーのプリントが可能です。

材質や色、用途に合った製法を選んで、納得のオリジナルイヤホンコードクリップコードを作りましょう。コードが絡まってしまうイライラもなくなりますよ!

カフェでイヤホンをしながらくつろいでいる女性の写真

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記者プロフィール

記者1号
記者1号
ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。