セミプロ必見! はじめての外注に挑戦!【その2】プレゼントや同人グッズに人気の「オーダーメイドクッション」を発注してみた。

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前回は「フルカラーTシャツ」を外注してみましたが、今回は「オーダーメイドクッション」を外注してみました。
下請け業者とどのようにやりとりしたのか、詳しく紹介していきます。

※フルカラーTシャツを外注してみたコラムは「セミプロ必見! はじめての外注に挑戦!【その1】定番の『フルカラーTシャツ』を発注してみた。」をチェック。

オーダーメイドクッションを外注する

オリジナルグッズの現場において、最近注目を集めているのがクッション。

子どもや祖父母にプレゼントしたり、カップルの似顔絵をプリントして贈るなど、「記念」にかかわるシーンでの利用が増えています。

また同人系グッズのラインナップの中にクッションが選ばれることもあります。

記念に贈るという性質上、オリジナルクッションは小ロットで作ることが多いグッズです。

ショップが内製するには相応の設備や加工ノウハウが必要になりますが、それらを下請け業者に任せることで、店は安心して扱い商材としてラインナップできます。

今回は早川繊維工業(株)が運営する「チットプラス」に依頼し、子どもの画像をプリントしたクッションを発注しました。

メールでの問い合わせからデータ入稿、商品発送までの流れを見ていきましょう。

外注の手順

1、早川繊維工業が運営する「チットプラス」に、オリジナルクッションのカテゴリがあります。ページ下段にある問い合わせフォームから、丸型クッションの申し込みをおこないました。

チットプラスのホームページ

2、自動返信で「サンクスページ」が届き、正確な見積りや納期について後日連絡するとあります。原稿データがすでにある場合、この時点で送付をおこなう旨も記載されています。

サンクスページの画面

3、子どもの画像(表裏に使う2点)を、メールに添付して送信。データが10MB以上の場合はファイル転送サービスを使います。ラフ原稿にも対応しているので、その際はFAXで入稿します。

表裏に使う2種類の子どもの画像

4、チットプラスがテンプレートに画像を当てはめて、データを作成。その日のうちにメールで校正データが届きました。見積りと納品スケジュールも添付されています。

チットプラスから届いた校正データ

5、データを確認します。水色の点線が仕上がりライン。完成イメージが湧きやすいように作られています。メールに「正式発注」と返信し、オリジナルクッションの作製を進めてもらいます。

校正データのアップ

6、正式発注をしてから6営業日後、「本日商品を発送した」旨のメールが届きました。今回は到着日を指定したのでこの納期となりましたが、急ぎの場合も対応してくれるとのことです。

「本日商品を発送した」旨のメール画面

7、指定した日時にオリジナルクッションが到着。商品への配慮として、袋を開封する際、カッターやハサミの使用に対する注意書きシールが貼られていました。

到着したオリジナルクッションの写真

8、完成したオリジナルクッションは昇華プリントで鮮明な仕上がりです。クッションの両面にそれぞれ別の写真をプリントしました。

完成したオリジナルクッションの写真(表と裏)

ファスナーを開けると、ふわふわの中綿が入っています。今回はSサイズ(φ300mm)の丸型を発注しましたが、その他にも角型とM、Lのサイズがラインナップされています。

クッションのファスナーを開けた状態の写真

チットプラスではデザイン作成にも応じています。写真の配置や文字入れの簡単なものや、手描きのラフを元にデザインを起こすものもあります。
「デザイン作りが悩みの種」という店にとって、頼りになりそうです。

今回の発注情報

〈オーダーメイドクッション発注情報〉
外注先:早川繊維工業(株)
注文した個数:1個
納期:約1週間
支払方法:前払銀行振込

次は「ゴム印・スタンプ」の外注に挑戦!

この記事の続きはこちら↓
セミプロ必見! はじめての外注に挑戦!【その3】「ゴム印・スタンプ」を発注してみた。

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記者プロフィール

記者1号
記者1号
ハンコとスタンプの専門雑誌「現代印章」と、オリジナルグッズを作る業者向け専門誌「OGBSマガジン」の記者。日本全国どこでも現れる。オリジナルグッズを作りたいと考えている人に役立つ知識を紹介するため、日々邁進中。趣味は寺社・仏閣めぐり。